AWS作業をしていると、
「あれ、このインスタンスIDのNameタグは?」
「VPCのID何だっけ?マネジメントコンソールにログインしなきゃ(汗」
っという場面が多々あります。
パラメータシートを確認したり、マネジメントコンソールにログインしたり、、、う~ん、そこまでじゃなくて良いからテキストファイルとかでパパッと見たい時。。。
↓↓↓ はCLIで出力したテキストファイルをExcelへ貼り付けただけのものです。
■ この記事を読んで出来ること。
- AWS CLIを使って、リソースタイプ、Nameタグ、リソースID のタグ一覧をテキスト出力できます。
- タブ区切りなので、そのままExcelへ貼り付けできます。
- 出力されたテキストファイルでIDを検索すればNameタグが解る、Nameタグを検索すればIDが解る。
- 対応リソース種類
- EC2リソース(EC2, EBS, ENI, VPC, SG, Subnet, Gateway 等)
※その他リソースは随時追加していきます。
■ 目次
■ 検証環境等
- 検証日: 2021/10/05
- PC環境:
- Windows10 Home Ver21H1
- AWS CLI:
aws-cli/2.1.34 Python/3.8.8 Windows/10 exe/AMD64 prompt/off
-- profile default
: 読み取り専用-- profile aws_RW
: 書き込み権限あり- ※ 誤操作防止のため、変更操作時のみ
-- profile
オプションを付けてます。
- ※ 誤操作防止のため、変更操作時のみ
- PowerShell: Ver7.1.4
- AWS CLI:
- Windows10 Home Ver21H1
- 本記事のコマンドは
PowerShell
で検証しています。 - コマンド内の変数やパラメータやは検証で使用したものを記載しています。自身の環境に書き換えて使用してください。
- 個人で検証しているため実行結果に責任は持てません。必ずご自身でも検証してから使用してください。
1. EC2リソース
EC2リソースとは、EC2およびVPCで作成するリソースです。
主なものとして「EC2instance, EBS, ENI, VPC, SG, Subnet, 各種Gateway, RouteTable, DHCPオプションセット, NetworkACL」などがあります。
コマンドの動作について
- EC2リソースにて、リソースタイプ、Nameタグ、リソースID のタグ一覧をテキスト出力します。
- 注意:Nameタグが付与されているリソースのみが対象になります。
- テキストファイルについて
${work_dir}
で指定したフォルダへ出力されます。- 文字コードは
UTF-8
- 区切り文字は
TAB
- ファイル名は
yyyyMMdd-HHmmss_ec2tag_Type-Name-Id.txt
# PowerShellコマンドです。 # 変数部分(${●●●})を自身の環境に合わせてください。 ${work_dir} = "C:\#temp" ${file_name} = "ec2tag_Type-Name-Id.txt" ${date_time} = Get-Date -Format yyyyMMdd-HHmmss aws ec2 describe-tags ` --filters "Name=key,Values=Name" ` --query "Tags[].[ResourceType,Value,ResourceId]" ` --output text ` | Out-File -Encoding ascii ${work_dir}\${date_time}_${file_name}
※その他リソースは随時追加していきます。
XX. AWS CLI v2 リファレンスガイド
リファレンスガイドを検索してdescribe-tags
が見つかったもの。
aws machinelearning describe-tags