ぶろとよ

ネットワーク系クラウドエンジニア(AWS)の技術ブログ。自動化に興味があるためAWS CLIを勉強&アウトプット中。

AWS、Chrome拡張機能でリージョン毎にコンソールの色を変える

これまで東京リージョンしか使ってこなかったのですが、国内2つ目の大阪リージョンが正式に利用できる様になったため、そちらも使用する場面が増えました。

ここで困ったことが、、、「マネジメントコンソールでのリージョン切り替え忘れ」です。。。

東京リージョンのつもりで大阪リージョンにインスタンス建てたり、、、確認しない自分が悪いんですけど、どうにかして防げないかと思ってツールを探したら、、、、


Chrome拡張機能「Customize AWS Console Header」で、できました!
こんな感じでマネジメントコンソールに色を付けて、左上に文字列も表示出来ます。

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このChrome拡張機能を追加することで出来るようになったこと。

  • リージョンの変更による色分け
  • ログインするIAMユーザー毎の色分け
  • 日本語でのラベル表示
  • 作業時のリージョン/ユーザー選択ミスの防止


1. 拡張機能「Customize AWS Console Header」の追加

Chromeで以下のURLを開き、「Chromeに追加」をクリックします。

chrome.google.com


2. オプションを開く

Chromeに入っている拡張機能から以下のアイコンを探し、オプションを開きます。

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3. オプション設定

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  • 設定項目
    • ラベル: マネジメントコンソール左上に表示する文字列。日本語OK。
    • アカウント名_ IAMユーザー名のようです。
      • アカウントって書いてるけどアカウントIDはダメでした。
      • マネジメントコンソール右上に表示されるユーザ名を見てるんだと思います。
      • ユーザーを気にせず(全ユーザー)リージョンだけ指定する場合は、空欄にしてください。
    • リージョン: 色を付けたいリージョンを選択します。
      • まだ、大阪リージョンは無いようです。
      • f:id:toyokky:20210916203402p:plain
    • ヘッダ色_ こんな感じで色の選択が出来ます。
      • f:id:toyokky:20210916203534p:plain
    • 操作: 左のアイコンから
      • show label : 「ラベル」の表示切り替え
      • disable rule : ルールの停止
      • copy rule : 押すと同じルールがコピーされる
      • remove rule : ルールの削除
    • ルール追加: ルールを1行追加します。


4. 保存を忘れずに

「保存」をクリックして設定を保存します。

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5. マネジメントコンソールの表示を確認

マネジメントコンソールへ戻り画面を更新すれば、このように帯部分の色が変わります。

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